製作実績

OUR WORKS お客様の数だけ、答えがある。

パール化成品では、
真空成形によるオーダーメードのプラスチック製品を、
業種や用途を問わず数多く手がけてきました。
一つとして同じ製品はありません。だからこそ私たちは、
お客様から寄せられる多種多様な「こんなものがほしい」「こんなことで困っている」という声に、毎回ゼロから真摯に向き合っています。

「搬送時の安定性をもっと高めたい…」
「限られた保管スペースに、
ぴったり収まる形状にできないか?」
「環境負荷を考えて、素材を見直したい」

こうした具体的なご要望や課題に対し、
営業・設計・製造が一丸となり、
最適な解決策をご提案します。
これまで私たちがどのように課題を解決し、
お客様の期待に応えてきたのか。
その一部をご紹介します。

Case.01 機械部品メーカー様

3種類のトレーを
2種類に集約。
管理工数とコスト、
両方の課題を解決

製作物

部品トレー

お客様の課題

製品を収納するために「本体トレー」「中段トレー」「蓋トレー」の3種類を使用していましたが、3種類ものトレーを管理するのは煩雑で、作業の手間もかかっていました。特に中段トレーは特殊な穴あけ加工が必要で、コストが高くなる要因にもなっていました。

パール化成品の提案 トレーの形状そのものを見直すことを提案。従来の機能を維持しつつ、中段トレーが不要になる新しい形状を設計しました。これにより、必要なトレーを「本体トレー」と「蓋トレー」の2種類に集約。コストのかかる穴あけ加工も不要になりました。
導入効果 トレーの種類が3種類から2種類に削減されたことで、在庫管理の手間や発注業務が大幅に簡略化されました。現場での取り扱いも楽になり、作業効率も向上。課題となっていた穴あけ加工費も削減され、トータルでのコストダウンにも貢献できました。

Case.02 機械部品メーカー様

収納効率120%へ!
作業性も改善した
「一石三鳥」のトレー開発

製作物

部品トレー

お客様の課題

既存トレーの外寸を変えずに、収納できる部品の数を増やしたい、というご要望がありました。また、形状の異なる2種類の部品をできれば同じトレーで管理したい、さらに、部品をセットする際のポケットの向きがバラバラで作業性が悪い、という課題も抱えていらっしゃいました。

パール化成品の提案 限られたトレーサイズの中で最大限の収納効率を実現するため、ポケットの配置や形状を再設計。結果として、部品の収納数を10個から12個へと増やすことに成功しました。同時に、形状の異なる2種類の部品どちらにもフィットする共用ポケット形状を開発。すべてのポケットの向きを統一し、部品のセットや取り出しがスムーズに行えるように改善しました。
導入効果 トレーあたりの収納数が増加したことで、輸送効率や保管効率が改善されました。2種類の部品を1つのトレーで管理できるようになったため、トレーの種類が半減し、管理も楽に。ポケットの向きが統一されたことで、お客様の生産ラインにおける作業性も大幅に向上しました。

Case.03 塗料メーカー様

発想の転換が生んだ
「伸び縮みする内蓋」で
コストと手間を大幅に削減

製作物

ペール缶用内蓋

お客様の課題

複数の種類のペール缶を使用されており、それぞれの缶の口径に合わせて、異なるサイズの内蓋を用意されていました。しかし、内蓋の種類が増えるにつれて在庫管理が煩雑になり、管理の手間やコストがかさむことが悩みでした。

パール化成品の提案 1種類の内蓋で、複数の口径の缶に対応できる方法はないかと考え、内蓋の縁の部分が伸縮する構造を取り入れることを提案。この構造により、内蓋が柔軟に変形して、缶の口にぴったりフィットする仕組みを開発しました。
導入効果 これまで複数種類あった内蓋が、たった1種類に集約されました。これにより、在庫管理の手間やスペースが大幅に削減され、発注ミスなどのリスクも低減。結果として、管理コストの削減にも大きく貢献できました。

変幻自在。だから、応えられる。

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