昭和37年の創業以来、
パール化成品が成長を続けてこられた理由―。
それは、時代とともに変わりゆくお客様のニーズに、
私たち自身が「変幻自在」に対応してきたからです。
私たちが変えるのは、つくる“カタチ”だけではありません。
製品をつくる“私たちの在り方”そのものも、
よりよいものへと日々進化させています。
一つひとつのご要望に真摯に向き合い、最適な形で
応える柔軟性と、変化を恐れず挑戦する姿勢。
その両方を大切にしながら、
私たちは、ものづくりの可能性を広げ続けています。
昭和37年の創業以来、60年以上にわたってプラスチック真空成形に携わり、幅広い業界のお客様と共にものづくりを続けてきました。
長く続けてこられたのは、私たち自身が常に時代の変化を受け入れ、柔軟に対応してきたからです。
私たちは「お客様の立場で考え、利益に貢献し、喜んでいただく」ことを第一に、どんなご要望にも「できない」と言わず、可能性を探求してきました。
この発想力と行動力を強みに、これからも「期待の一歩先」を提案し続けていきます。
パール化成品が手がける製品のほとんどは、
既製品では対応できないオーダーメード品です。
電子部品や精密部品を収めるための専用トレー、特殊な搬送工程に合わせた寸法設計、限られたスペースに収まる収納形状など、一つとして同じ製品はありません。
ご相談の初期段階から設計担当が同席し、使用環境や搬送条件、強度や素材特性などを丁寧に確認。
一つひとつの課題を、お客様と一緒に考えながら、最適な仕様を導き出します。
また、新規製品は必ず試作品を製作し、お客様にご確認いただいたうえで本生産へ。
設計図のある・なしに関わらず、ゼロから一緒につくる
「提案型のものづくり」が、私たちのスタイルです。
パール化成品のものづくりは、営業・設計・製造が部門の垣根なく連携する「横の強さ」が特徴です。
風通しのよい情報共有体制が、お客様へのスピーディーで柔軟な対応を可能に。
たとえば、打ち合わせ中に仕様変更が出た場合でも、その場で設計とすり合わせを行い、即時に調整できるケースも多くあります。
「対応の早さ」「相談のしやすさ」は、お客様から特に評価いただいているポイントの一つです。
お客様の声に耳を傾ける中で、「少量だがすぐに欲しい」「用途に合うものをつくりたい」というご要望を数多くいただいてきました。
そうした声に応えるため、私たちは多品種少量・短納期に特化した生産体制を整えています。
段取り替えや金型交換をスムーズに行えるよう現場の知恵を磨き、設備を柔軟に使いこなす力を培ってきました。
小ロット製造や短納期での量産立ち上げも日常的に対応。
標準的な納期でも1～2週間程度、最短翌日の納品実績もあります。
真空成形は、深い形状になるほど素材が伸び、薄くなりやすい特性があります。
パール化成品では、この課題を克服する高度な技術を培ってきました。
設計段階で製品と成形の特性を照らし合わせ、金型設計や温度、真空条件をきめ細かく最適化。
これにより、電子部品や医療機器など高精度が求められる製品にも多数対応しています。
この高品質なものづくりを支えるのが、ベテラン技術者の長年の経験です。
同じ素材・金型でも、日々の気候や材料ロットのわずかな違いを読み取り、成形条件を的確に微調整する。
この「見えない技術」と、金型交換の段取りの速さと精度が、高精度な製品を生み出しているのです。
お客様の「こう使いたい」に応えるためには、素材の選定力も重要です。
パール化成品では、非発泡素材から発泡素材まで幅広く対応。
PP（ポリプロピレン）、PET（ポリエチレンテレフタレート）、PS（ポリスチレン）など汎用素材はもちろん、導電性や帯電防止性、耐熱性、耐衝撃性（削れ防止）などを備えた機能性素材も扱います。
用途や業界に合わせた最適な素材提案で、お客様の製品に新たな価値を付加。
精密部品の搬送や自動車部品の断熱用途など、さまざまな分野で活用されています。
パール化成品の製品は、電子部品、自動車部品、医療、化粧品など、多岐にわたる業界で活用されています。
国内を代表する大手電機メーカー様、精密電子部品メーカー様など、厳しい品質基準を持つ企業の最終製品に組み込まれ、長年継続的に納入している実績も。
製品の企画段階から深く関わり、お客様の製品開発パートナーとして「安心して任せられる」と高い評価をいただいています。
プラスチックを扱う企業として、環境への配慮は欠かせない視点です。
パール化成品では、ISO14001（環境マネジメントシステム）を取得し、製造工程におけるリサイクルや資源の有効活用に取り組んでいます。
製造工程で発生する端材はすべて回収・リサイクル。当社から廃棄されるプラスチックは実質ゼロです。
持続可能な社会の実現に向け、環境に優しいものづくりを追求しています。
変幻自在。だから、応えられる。
製造、見積もりのご依頼、工期のご相談、研究開発のお問い合わせなど、
まずはお気軽にお問い合わせください。
